生きる2010
〜小児がんなど病気と闘う子供たちとともに〜
本番当日
私は自分の持ち時間の中で
曲数を一曲減らして
自身の体験と思いを語りながら
演奏させていただいた
夢とか希望とか
そんな言葉を歌っているけれど
それにいったい何の力があるのか・・・
私の歌で元気になってほしい・・
と思う前に
自分の歌に 何の力があるというのか・・
非力さとか 無力であることを感じつつも
ひとりの表現者として
ステージに立つチャンスを頂けたことに感謝
もがきながら
言葉がみつからないまま
ありのままを歌った
ただひとつだけ
自分に言えることは
夢は叶うということ
強い願いと行動が
自分の歴史をひらく
いつか
このステージに立ちたいな
と思っていた
ひとつの夢が叶った日でもあった