9/30/2010

ちょっと木星まで

谷川俊太郎さん谷川賢作さんのアルバム
「家族の肖像」

その中で弾き語りをさせて頂いた曲が2曲あり
ひとつは「さよなら」
もうひとつは「ひとり」

レコーディングしていた時は
もう何が何だか必死だったから

感傷に浸る余裕など 
全くなかったけれど

時間が経った今
ふと
思い出すフレーズ


落ち込んだとき
気がつけば
よく木星へ行く私

どこでもドアで
唯一行ける所





谷川俊太郎 「ひとり」より


ほっといてほしいの おねがいだから
目をつむるわ 何も見えないように
耳もふさぐわ 口もつぐむわ
でも 心はなくしてしまえないから
思い出してしまうの つらいこと
      •
      •
      •
      •
お母さんのなぐさめもうるさいだけ
お父さんのはげましもうっとうしいだけ

だから今は ひとりにしておいて
ほんの少しだけ死んでいたいの
本当に死ぬのは わるいことだから
音楽も聞かずに 青空も見ずに
私 ひとり 木星までいってくるわ

9/29/2010

ヘアーショー@吉祥寺シアター

10年くらいお世話になってる
美容師の森本香さん
通称 もりもっちゃん

彼女のヘアーショーに参加♪

私はステージ上に設置された
繭玉の中に15分くらい潜んで
その後そこから登場して
一気にヘアメイクをしてもらって
弾き語りをするという

とても楽しく過酷な役割(笑)

繭玉の中は暑かった〜・・・
ヘアースプレーを思いっきり吸い込んだり
慣れないツケまつげに
瞬きの仕方を忘れそうになったり(笑)

いろいろスリリングなことはたくさんあったけど
とにかく参加してて楽しいライブだった

もりもっちゃんと二人三脚で
今や超売れっ子パーカッショニストの
はたけやま裕ちゃんと

エフェクターで魔法のヴァイオリンを弾く
巨匠 中西俊博さん

キーボードは
若干24歳の超絶技巧鍵盤弾き
伊賀拓郎さん

最後の曲 Afro Blueでは
そんな贅沢なサウンドに包まれて
ダンサーの井上大輔さん 
SHI⇒NAさんを従えて
スキャットで歌う いや雄叫ぶ?

なんとも気持ちよするぎる時間♪

アニメーションはGENさん
ライブペイントはYUJIさん

ああ、繭玉の中に入ってて全く見れなかった
その時のシーンがみたい!!

録画DVDが楽しみなんだけど
怖い気もする・・(笑)

とにかく
もりもっちゃんは
パワフルで繊細で勘が鋭くて
アイデアの宝庫
私の大好きなアーティスト♪


撤収が大変で
みんなで写真を撮る間もなく・・
戦場のようだった楽屋での一枚


付けまつ毛と付け毛に
ご満悦なワタシ(笑)

9/28/2010

セサミン

最近は 二日酔いになるほど
飲むことはさすがにないけれど

それでも
飲み過ぎたかな・・と思うことはある


両親はまったく飲めないから
アルコールの分解酵素は
祖父から隔世遺伝で継いだらしい


好きなのは
赤ワインと芋焼酎
そしてカルバドス

料理によりけりで
日本酒とかも・・・


何を飲んでも適量であれば
なんともないけれど

たまに
睡眠不足や体力不足だったりすると
翌日が辛い

そんな時に
よく効くのがサントリーのセサミン

コンビニで
ウコンの力とかを飲むのもいいけど
私にはセサミンが圧倒的に効くらしい

詳しい効能についてはここでは省略
検索をオススメ


お料理もお酒もおいしい季節
がんがん食べて
がんがん飲むぞー(笑)

9/27/2010

練習中

10月に行われる
一倉宏さんの20周年記念ライブ

そこで私は
一倉さんが作詞された
作品を歌わせて頂くことになり

さっそく練習・・
ふだん使わない音域をたくさん使うから
筋肉痛のような現象が起きる

先日 そのリハーサルで
井上鑑さんの自宅スタジオへ

そこは別世界
日本とは思えない
カッコイイスタジオ

天井が高くて
生声の響きがとても気持ちよかった

こんなリハスタを自宅で持てたらいいなあ・・・

そんなことを思いながら
普段は出さないファルセットを
にょきにょきと天井に向かって延ばす

帰る頃には
頭の上にサンスベリアが生えた気分

当日は 頭から
マイナスイオンを出しながら歌えたら
ベストかな♪

9/26/2010

リハーサル

29日のヘアーショーのリハーサル

吉祥寺シアターの稽古場で
ランスルー

私の役割は
トンデモナイ感じになっていて
とても楽しい

「かっこいい」と「可笑しい」 が詰まった
おもちゃ箱みたいなSHOW

私は「可笑しい」方の担当?かもしれない

とにかく
こんなことは
一生のうちで
なかなかできるものじゃないから

見逃さずに
観に来てくださいね

ふふふ

9/25/2010

埴生の宿

竹山道雄の小説「ビルマの竪琴」

ビルマ(ミャンマー)に取り残された日本兵が
イギリス軍に囲まれながらも
「埴生の宿」を歌いながら難を逃れようとする
その時に 茂みの向こうから
「HOME SWEET HOME」が聞こえてくる

歌詞は違えど
同じメロディー

音楽が国境を越える名場面


「この物語は事実ですか?」
とネットで質問している人がいるけれど

フィクションであっても
私は音楽にはそれ以上の力があると信じている

そうでなければ
無力な自分は
あっさりと国の進む運命に
おし流されて生きるしかなくなる


ニホンは大丈夫だろうか・・
最近のニュースを見て
未来を憂う

9/24/2010

おはぎ

暑さ寒さも彼岸まで・・
というけれど
こんなに急に寒くならなくても・・

つい窓をあけてうたた寝していたら
寒くて目が覚めた

ふと 見上げると
電車の車内モニターで
おはぎとぼたもちの違いについてやっていた

なるほど

春の花 牡丹にちなんで
春分の日は ぼたもち
牡丹の花のように
大きく丸く作る

秋分の日は
秋の花 萩 をまねて
細長く 小さく作る


私はアンコが好きじゃないから
子供の頃から
あまり興味なかったけど

同じものなのに
季節によって呼び方を変えるなんて

日本人らしい


それにしても
寒い・・

9/23/2010

ちょこがいない

お月見はうさぎといっしょに・・

9年目の今年は
月をあおぐことも忘れてしまった・・・

忘れてた・・と言えるくらい忙しかったのは
きっと ちょこのおかげ

ちょこがいなくて寂しい・・と感じるのは

梨やりんごの皮を剥くとき
大根の葉を切り落とすとき
とうもろこしの皮を剥ぎ
ひげをむしるとき

ひとつの食材を分かち合うように
そうやって生きて来た9年間

料理をしながら
ふと
手が止まる

そう 

にんじんのヘタは
もうとっておかなくてもいいはずなのに

無意識に捨てられない・・


49日もとっくに過ぎた
もうそろそろ生まれかわってもいい時かな

まってるよ ちょこ

9/22/2010

ふたりの関係

親子でも
夫婦でも
恋人でも
友人でも

ふたりの関係が円満であればいい

暗雲が立ちこめて来たとき
心配になって 傘を差し出そうとすると

「あなたに私たちの何がわかるというの!」

と 突き返される

これを言われたらおしまいだけど
言いたくなる気持ちもわからないでもない

直接言葉で言われる事は稀だけど
たいてい 目や態度で表現されている

ふたりのことは
ふたりにしかわからなくてあたりまえ


だからといって
悩んだり苦しんだりしている人を
見て見ぬ振りはできない・・

勝手にさせておけば
大人なんだから・・

他人の事で悩む私はよくそう助言される

大人ってなんだろう・・

暴風雨じゃ傘も役には立たないか・・
わたしにできることは
風邪をひかないようにと祈るのみ

9/21/2010

ミツヤ レモネード


ラムネ菓子が好きで
いろんなラムネを食べ比べたけれど

これが一番美味しい!

ミツヤ製菓の
レモネード

砂糖が甜菜糖だから
甘過ぎなくていい


最近
ローソンストア100とかで売っているラムネが
ミツヤ製菓のラムネだとわかり
大量買い(笑)

過去に
ふんわり名人にはまり
箱買いしていたこともあったけど


ラムネはカロリー高いので

気をつけネバ・・・

9/20/2010

原宿クエストホール

原宿まで自転車で行こうかと思ったけれど
休日の人ごみの中は走り抜けるのが難しいので断念

デビュー時に一度出演して以来
久しぶりのクエストホール

PLAY THE PIANO

ステージ上にピアノが2台
武部さんのナビゲートでライブスタート

極上の時間が流れて行く

同じピアノを弾いても音色はさまざま
武部さんとのピアノデュエット
「1ミリのキセキ」は
今まで聴いた事のない極上のものになった

いつもは孤独な弾き語り

でも今年は
さまざまな才能や個性を持った
アーティストの方々と
ステージを共にさせて頂けるチャンスが増えて
とても嬉しい

無事にライブが終了して
楽屋で写真を一枚♪

9/19/2010

バランスボール

今や 一家に一個?
バランスボールを買ってみた

29日のヘアーショーのリハーサルで
ヴァイオリンの中西俊博さんのお宅へお邪魔した時
部屋にバランスボールが2個ころがっていて
そこで座ってみた感触が忘れられず
注文

邪魔になるかな・・とも思ったけれど
座り心地はGood!

ビヨ〜〜〜ン ビヨヨ〜〜〜ン

なかなか楽しい
なるほど腰がとっても楽

音楽を聴きながら
まるで踊ってるかのように
自然に体が動かせるのは
とてもいい

転ばないように気をつけよー

9/17/2010

試練の森

またここで出会えたら
ずっと一緒にいようね

そう約束して二人はそれぞれ
ひとりずつ試練の森へ入る

途中でさまざまな誘惑に合い
揺らぐ心を試される

ふたりの味方のように近づいて
実はふたり引き離そうとする魔物のささやき

見たくない 知りたくない
自分の心を丸見えにする鏡

試されるだけ 試されて
二人は森から出て来た

お互いへの愛情は変わらなかった

ここで最後の試練

ふたりは 森から出てくる時間がそれぞれ違った

ひとりは 何があっても待つと心に決め
ひとりは 何故 待っていてくれなかったの?と嘆いた

順番が違っていれば・・

このふたりは一緒になれるのか・・

9/16/2010

リハーサル

雨のち曇り 曇り時々雨

今日は20日のコンサートのリハーサル
7月にパンドラの箱舟のリハーサルをやったのと
同じスタジオだけれど
そういえばあの日も雨だったなぁ・・・・約2ヶ月ぶり

入り時間近く
ちょうど雨がやんだので
自転車で出かけた

途中、電動アシスト自転車の電池がなくなって
坂道を必死にがんばる

ほどなくスタジオに到着
武部さんにお会いするのは
レコーディング以来 2年ぶり

基本は弾き語りだけれど
ジョイントする曲は
武部さんのピアノが重なって
サウンドが広がって

ほ〜〜〜 びゅーちほ〜  
と聴き入ってると
歌詞を忘れてしまいそうになる

そして
名プロデューサーは
仕事が早い

さくさくと手際よく
リハーサル終了

本番 お楽しみに♪

9/15/2010

かじる

ここのところずっと
気になっていること

それは
調律の勉強がしたい!ということ

さまざまなライブハウスで弾かせてもらってきたけれど
ピアニストはピアノを選べないから
最悪な状態のピアノでもがんばるしかない

そんなとき いつも思っていたのが
「自分で調律できたらなあ・・」 だった

もちろん その技術は
そんなに簡単に習得できるものではないことぐらい
承知の上で

それでも
知識があるのとないのとでは
いざという時の対処の仕方が全然違ってくるから

そういう意味でも
勉強したいな・・・と思い始めた

学校に入る事も考えたけれど・・


やーめた

独学でがんばる!

9/14/2010

カビ

あるギャラリーを下見に行く

そこにある一台のピアノの音と
その空間の響きを確かめる為に

建物は一軒家を改装したもの
隠れ家的な要素が満載で
とてもステキ

オーナーが子供の頃から弾いていたというピアノは
思い出があって手放せなくて
置いてあるという


さて
ピアノのフタを開けてみると・・・


カビがぎっしり

うわーー。。。。。。


ピアノの真上に天窓があり
そこから直射日光が注いでいる

オブジェとして置かれていたピアノは
誰にも弾かれることなく
いつしかカビと友達になってしまったらしい


おそるおそる弾いてみる

ぽーーーーーーーーーーーーん

ペダルを踏んでいないのに
踏んでるような音

ああ、湿気とカビと埃で
大変だ・・・

でも その空間のよさもあるのか
音は悪くない

思ったよりも 良い音がする


「調律はしないんですか?」


と聞こうと思ったけれど
その気ならとっくにやっていただろう

でも何年も放置されてるのだとしたら
やはりオブジェという扱いなのか・・

とりあえず

「このピアノ いいピアノですよ」
「掃除してあげてください 湿気に気をつけて」

と言って帰って来た


私に治す技術があるならば・・・

9/13/2010

終わった恋

懐かしさの向こう側に
色褪せない何かがある

それを探って
懐かしいCDを聴きまくる

大好きで
CDが傷だらけになるまで聴いてものも

車のCDチェンジャーの中に
10枚のお気に入りCDを入れて
何度も何度も聴いては
大きな声で歌っていた曲

その時に考えていたこととか
悩んでいたこととか
一緒に思い出す


普遍的なもの・・・

何だろう

わかるのは
確かに「好き」だったということだけ

終わった恋を
もう一度なぞってるような
そんな感じ

「まだ君に〜恋してる〜♪」
と言えるようなメロディーを探して

9/12/2010

Can You Hear Me?

「名前出たんだね〜♪」

と 友人からメールをもらう

たまたまテレビはつけていなくて
キッチンで料理をしてる時だったから

片手で返事を打ちながら
鍋をかき回す

積水ハウスの新CM


不思議なのだけれど

元気かなあ
どうしてるかなあ・・・と
気になっていた友人が
一番に気がついてくれる

4年前に 
三越のCMがON AIRされた時もそうだった
名前も出ていないのに
「ゆきちゃんでしょう〜」

気がついてくれたのは
また別の大切な友人


Can You Hear Me?


思いが届いてるって
嬉しい

9/10/2010

みけさん

友人がのら猫を部屋で飼い始めた

炎天下でぐったり気味の三毛猫が
帰り道にとぼとぼと後をついて来たらしい

最初 部屋には入れず 玄関でさよならすると
猫はマンションの自転車置き場で 
数日 うずくまって離れようとしない

お水とか 餌とか少しずつ与えつつ
どうするべきか 悩む

自分の面倒もちゃんと見れないのに
猫の世話ができるのか・・・


そんな風に
周りからはずいぶんと反対され
どうしたらいいのか決めかねて
相談をもちかけられた

可能 不可能はおいておいて
私は聞いてみた

「猫と暮らしてみたい?」

彼女は「うん」と答えた

じゃあ そう決断すればいい
あなたは大人なんだから♪

私は動物と暮らす事の
すばらしさと大変さを
自分の経験を通して ありのまま話した

ひとつの命を預かることになる
はたして責任がとれるのか・・


最初から達人はいない
迷いながら
悩みながら
責任を取れるようになってゆくのだと思う


彼女が拾った三毛猫 「みけさん」は
とてもおだやかで

何事にも慌てる飼い主に
上手にブレーキがかけられるスーパー猫さん

ふたりは今 とてもうまくいっている

よかったね♪

9/07/2010

愛知銀行

午後から新幹線で名古屋へ

グリーン車の座席がゆったりすぎて
収まりが悪そうにもぞもぞする
小柄なマネージャー(笑)

私は狭くても広くてもかまわないけど
グリーン車は空気がきれいで
静かでいい

快適な時間は早い
あっという間に名古屋へ到着

愛知銀行100周年を記念しての
盛大なパーティーで
ミニライブ
愛知銀行CMソングなどを生演奏

昨年より
CMソングがを担当させていただいているので
私は愛知でライブをしたことはなかったけれど
声だけはお茶の間に流れていたわけで・・

それにしても
100年続くってすごいこと

100周年おめでとうございます


終了して 新幹線の時間まで
駅近くの「風来坊」へ

名古屋のお土産はよく頂いていたし
手羽先の専門店も東京に進出してるから
めずらしいわけではないけれど

やはり現地で食べるのがいい!
美味しかった〜♪

9/06/2010

明日の空は

明日の空は
何色だろう
お気に入りの服選んで
夢の中で
あなたと手をつないで歩く
未来は何色だろう・・

愛知銀行 CMソングより




明日
名古屋の空は 何色だろう

明日はこの歌のフルバージョンを歌うのだけれど
一カ所だけ
まだ 歌詞がしっくりこなくて
迷ったまま。。

ま、行けば答えが出るはず♪


名古屋で歌うのは初めて

9/05/2010

探究心

ある有能なお医者さん

大学病院で研究を重ね
すばらしい発見 すばらしい技術
その実力 功績はメディアでも紹介され
独立して開業
有名人も通う有名なお医者さんになった

ところが
その忙しさに
お医者さんは新たな研究をする時間を失う

今まで培って来た経験のみで
患者さんに対応して行くしかない

数年で飛躍的な進歩をして行く業界で
常に最先端の情報を扱いながら
末端にいる患者さんと対峙して行く事は
とてつもなく大変なことだと思う

なにがしかの夢や希望を持って
苦労を重ねた研究も

「何のため?」を見失ったら
あっという間に激動の時代の渦に押し流される

そして
音楽の探究もまた同じように感じたから
カメの歩みなりに 
一生 研究を続けたいと思った

9/04/2010

闘争心

自分の目標に向かって
たんたんと進んで行く事も好きなのだけれど
ライバルがいたり
ちょっと前を走ってる人がいると
その人を基準にいいペースが作れることもあるし
破綻することもある

ずいぶん昔
陸上部で走ってた頃

長距離には向かない
瞬発力派の重たい体で
遠賀川の川沿いを走っていたのが懐かしい

校内のマラソン大会で
約500人中
後ろから数えた方が早かった私が
18位まで順位をあげることができたのは
日々 走り込んでいたから
それは
こんな自分でも やればできる!と
ひとつの自信になった

ペースの早い人と一緒に走ると
思いがけずよい自己ベスト記録が出たりするから
人が成長する時に
ライバルの存在は大きな影響力を持つと私は思う

でも結局は人との競争ではなく
自分との戦い

最近 ランニングシューズを買って
近所を走り始めたから
ふと 思い出した

9/03/2010

自分仕分け

いろんなことをやってきたけど
ここで自分棚卸し&仕分け

いろんな可能性を探って
いろんな人に出会い
いろんなことを試してみた

とっくに蝶になって羽ばたいているはずが
私はまだまだ芋虫だった

もう おなかいっぱい食べて
ちょっと太り気味の芋虫になって
さて次はどうしようかと考えている

仲間はもうとっくに
土の中に入って準備を始めた

次は私の番?

ちゃんと蛹になって
出てくる時節を狙って
羽を広げよう・・・



昨日の日記の
オオスカシバを観ながら思った

チョウチョじゃなくて蛾なんだけど
蜂にも ハチドリにも
見間違えられるくらい
色も飛び方も個性的

オオスカシバのグリーンは
とても美しい色

くちなしの花を育て始めて以来
何匹も巣立って行くのを見守ってきた

愛着があるというか
ここまで縁を感じるのは
まるで自分のことのように思えるから


蜂じゃないけど
蜂の一差しみたいに

蟻じゃないけど
蟻の一穴みたいに

ホバリングしながら
世の中にひとつ風穴を開けたい

窒息する前に

9/02/2010

巣ごもり

緑から茶色になった芋虫が
簡易虫かごの中で
ごそごそと動き回る

クチナシの葉をあげても
見向きもしない

あ。

餌じゃなくて土を探してるんだ・・

そう思って 
苗が送られて来た時の
土とパックを置いてみたら
ごそごそと順番に
みんなおさまった

今期は4匹

土の中で蛹にかわる

こうやって
命は続いて行くんだなあ・・と感心

9/01/2010

熱帯夜

連日の熱帯夜
いったい いつまで続くのだろう

電気代のお知らせを見て固まった
思っていたより高かったことに
がっかりした

エアコンはエコタイプの新品で
28度に調節して 
わりとこまめに消していたし
窓も2重サッシ

にもかかわらず
こんなに高いのか・・・

金額の問題だけでなく
どうしたら
もっと省エネで快適に暮らせるのか
もっともっと知恵をしぼらねば・・と考える

涼しく感じる方法を
番組でいろいろ紹介されていたけど

心配なのは
エアコンが壊れて
毎日窓を開けて寝ている友人のこと

暑い上に さらに蚊に刺されて
痒くて眠れないのだとか


なんだかみんな修行してるみたい・・