〜パンドラの箱舟エピソード 1〜
パンドラの箱のことも
ノアの箱舟のことも
なんとなくの知識しかなかった私を
釘付けにしたのは
画家のYUJIさんだった
同じく画家であるGENさんと
3人で食事しながらストーリーを考えた夜
話を作る中
ストーリーの最後で 選ばれし者が
神々によって決められることに
納得のいかない私は
運命に抗うラストを提案
ライブに来てくださった皆さんに
「希望」を「与える」なんて
そんなことを考える前に
神でもあるまいし
自らがの精神が希望に満ちあふれていること
それだけで 精一杯だと思う
なんてことを話しながら
神話に留まらない何かを
ちっぽけな私たちが
一生懸命考えた・・・
テーブルの上の
パンとか赤ワインとか
おだやかに楽しみながら
そして机上の空論は現実になった