外から見れば
そんなに恵まれていて
選択肢がいっぱいあって
何を悩む必要があるんだ
贅沢じゃないかと
言われてしまいそうな若者
しかし 本当の苦悩は
本人にしかわからない
周りの期待にも応え
必死に歩いて来たその途上で
ふとなくしたものは
財布でも 地図でもなく
歩く気力
これはちょっと厄介
私は常習犯のようによくなくすから
もう慣れっこだけど
まじめな分だけショックは大きい
止まった足を
一歩 どこへ踏み出せばいいのか
悩みに 悩む
自分の進路なのだから
自由に決めればいいはずなのだけど・・
「自由」を求めて
「自由」に苦しむのが
若者なのかもしれない
私の時はこうだった・・と言っても
もう時代は進んでるから
今の私なら こうすると思う を
悩むことの先輩として
素直に語った夜