9/30/2009

進路

進路に悩む 若い可能性

外から見れば
そんなに恵まれていて
選択肢がいっぱいあって
何を悩む必要があるんだ
贅沢じゃないかと
言われてしまいそうな若者

しかし 本当の苦悩は
本人にしかわからない

周りの期待にも応え
必死に歩いて来たその途上で

ふとなくしたものは
財布でも 地図でもなく
歩く気力

これはちょっと厄介

私は常習犯のようによくなくすから
もう慣れっこだけど
まじめな分だけショックは大きい

止まった足を
一歩 どこへ踏み出せばいいのか
悩みに 悩む

自分の進路なのだから
自由に決めればいいはずなのだけど・・


「自由」を求めて
「自由」に苦しむのが
若者なのかもしれない


私の時はこうだった・・と言っても
もう時代は進んでるから

今の私なら こうすると思う を
悩むことの先輩として
素直に語った夜

9/29/2009

恋も二度目なら・・

恋も二度目なら 少しは上手に
愛のメッセージ 伝えたい・・

      中森明菜♪セカンド ラブ


電車で移動中に 突然思い出し
ふふふん・・ と ハナウタ
今日の 私の心境なんだろうか(笑)


歌番組の収録で千葉へ
出演は2度目

前回は緊張のあまり
ただステージに立ってるだけで
翌日は 足が筋肉痛になったけれど

今回はそういう緊張ではなくて
何というか・・
2度目って難しい
と思ったのが素直な気持ち

一ヶ月後のオンエアが
楽しみなような 怖いような

詳細は後日UPします


9/28/2009

価値観

美容院で雑誌をめくり
ふと目にとまった記事があった

それは 
価値観について

価値観が合うから
この人と結婚する・・とか
違うから別れたとか・・

いろいろあるけれど

好きなものの価値観はともかく
嫌いなものの価値観はどうですか?

というもの

なるほど・・ 

何が嫌いなのかを
お互いに確認できていれば
その生活の中で
たとえ 地雷を踏んだとしても
そこは人間同士なのだから
話し合いの余地があると思う

踏んだ事さえ気づかないようでは
無理解の溝が深まっても仕方がない

その関係は
夫婦や恋人だけじゃなく
全ての人間関係に言えるかもしれないけれど

相手のことも 自分のことも
思いやる 気持ちの余裕があれば

世知辛い世の中でも
もう少し 
明るく暮らせるんじゃないかと・・

あらためて
自分の周りを見渡すと
つくづく 私は 
人に恵まれてると思った

9/27/2009

勇気100倍

問題に直面した時

一瞬の隙に 
自分の心が決めるのは

打ち勝つ為の作戦か
逃げる為の言い訳か

自分の胸に聞けばわかることだから
その時点で勝敗は決まってる

負けず嫌いの私は
自分自身に負けた時が 
一番悔しい


いろんなことで落ち込んでいると
「勇気」をだして とか
簡単に言ったり 言われたりするけど

そもそも勇気って何? と思ったら

「勇気とは ただ各人が自由に自分の素質に適った事を為す時の
その正当な 若しくは健全な状態を指すのである..」

というエマーソンの言葉を見つけた

なるほど
自分に出来ない事を無理して
やるんじゃなくて
自分らしい事を健全にやるのが勇気なんだ〜

他にもいろいろあるだろうけど
今日の私にはこれで十分

なんとなくほっとしたから
これから勝つ為の作戦を考えよう

9/26/2009

スタジオで

今日はスタジオで
あるCMのレコーディング

自分を操るのは本当に難しい

何も考えずに
気楽にハナウタで歌ってるものを
求められたとしても

さすがに
いつもそんな気分でいるわけでもなく(笑)

スタジオに入れば
それなりの緊張感で
がんばろうとするのだけれど

がんばるとよくない(笑)

いつもの ひとりイタチごっこを
慣れた様子で見守るエンジニアさんは
デビューの頃からずっとお世話になってる人

迷ったら

最後は 彼の一言で
私は安心する


9/25/2009

欲しいもの

ひとりで弾き語りをしていると

ここにベースが欲しい..
ああ ここにシンバルが..
ここは コーラスが..

と 欲が出てくる

ピアノと声だけで
他の音もあるように聴かせられる..
そんなテクニックが欲しいと
常々思うけれど

何より
強い想像力があれば
ある程度は実現できるんじゃないかと
私は思ってる

うまくはなくても
どうしたいのかが伝わる演奏と

うまいんだけど
何がしたいのか 
いまいち伝わらない演奏

私は前者でありたいと願いつつ
オーケストラ楽器であるピアノの前で
途方に暮れる

9/24/2009

リハーサル

今日はある番組のリハーサルの為
NHK へ

普段は 
自分のピアノの音の上に
自分の声を乗せて
行きたいところへ
行きたいスピードで
走ってる感じだけれど

今日は 乗り物が違って
ドキドキ

乗り物と言っても
いろいろあるけれど

うーーん
エレベーターガールのような気分...(笑)

緊張して
おかしなことを
歌わないようにしなくちゃ..


ナナメ参りま〜す♪


9/23/2009

豚段













6月10日の日記に登場した
段ボールでできた猫
猫段

今回はそのシリーズの
赤い豚「豚段」

実は6月のライブの時に頂いたのだけど
引越したら作ろうと思いながらも
すっかり時間が経ってしまい

昨日、0時丁度に
5周年おめでとうメールを頂き
思い出した

ファーストアルバムの発売日が
2004年9月22日だから
今年で5周年

音楽生活が長くなって来て
ついつい忘れてしまいそうになるけど
忘れちゃいけない とても大切な日

CDデビュー記念日を
覚えていてくれる人がいるって
本当に嬉しい

9/22/2009

夢で叫んだように

伝え忘れたこと

いや 忘れたわけじゃない

伝えそびれたまま そのままになって

そのことが気になって

未だに忘れることができず

時々同じ夢を見る


そして夢の中で

何度も伝えようとして

やっと伝えられたと思ったら

目が覚めて 

がっがりする

いや

ほっとしてる自分がいる


こういう夢を見るときは

だいたい 

切羽詰まって 追いつめられてきた時


カチカチ山もそろそろ紅葉が始まるか・・

いや 山火事か???

9/21/2009

心の庭

庭には2匹の猫がいて・・


1枚目のアルバムで
OUR HOUSEという曲を
カバーして歌ってるけれど

ふと ハナウタまじりで
歌っていたら

歌詞が すーーーっと
なじんできた

なんともいえない
地味な幸せなんだけど
この 地味な感じが
すごく いい

庭と呼べるものはなく
ベランダで
せっせと クチナシや
ハイビスカスや
ハカラメを育てているけれど


私にはちょうどいい


心の庭でさえ
油断すると 
草ぼうぼうにしてしまう私だから・・



今日は2匹の猫が
私の心の庭で遊んでる

9/20/2009

パスタマシン

小麦粉をこねて
パスタマシンで延ばし
棒状に切って行く

パスタを作ろうと思ったのだけど
ゆでて食べてみると・・・

ペペロンチーノのつもりが
ラーメン??

多分パスタとしては失敗なのだけど
得体の知れないものとしては
美味しかったので

とりあえず 合格(笑)

うどんを手作りした友人が
細く切りわけるのが難しかったらしく 
「ほうとうになっちゃった〜」
と言ってたのを思い出した

切るのはパスタマシンにまかせて
次回はうどんに挑戦
蕎麦も作れそう・・・

  

打ち合わせ等をのぞいて
最近
ほとんど外食をしなくなった

何でも自分で作ってみるのは
本当に楽しい

9/19/2009

毎日実話

ここのところ毎日のように
壮絶な実話が飛び込んでくる

残念ながら
他人事のように
次々と受け流すしかない
日々の膨大なニュースとは違い

目の前の友人の現実的な悩みは
私を揺り動かし
まるで根っこの強度を確かめるように
ぐいぐいと心をひっぱる

もし私が彼女だったら 
どうするだろう

私はただ ありのままに話を聞き
ありのままに 観たものを話した

何か相談に乗ったわけでもなく
諭したわけでもない
占ったわけでもない(笑)

むしろ 私の心の強度を
確かめに来てくれたんだと思った

最近 
劇的に揺れ動いてる? 
運動不足じゃない?

って

私はつくづく友人に恵まれていると思う

9/18/2009

○ まる

私は○に憧れる

円というか 
輪というか
和というか

ワに入りたいのに
なかなか入れず

入ってるつもりが
はみ出したり
追い出されたり

そんな子供の頃の体験が
私を○に執着させるのかもしれない

イガイガも
トゲトゲも
都合の悪い誰かや何かを
外へ追い出したつもりでも

丸い地球の上では
やっぱり○が一番
落ち着くんじゃないかと・・


私はいつもそう思うから
つい
物事をまるくしてしまうくせがある

歌も空気も
自分自身も???(笑)

■や▲や角が好きな人には
申し訳ないけど

私は○が好きなんです


9/17/2009

不揃いのピース

時々やりたくなるジグソーパズル

まず形分け 色分けをして
タイムリミットがなければ
のんびり丁寧にやるか
途中で飽きるか・・

逆に 時間制限があると
燃えて頑張る分だけ
焦って 無理もする

私の性分だから仕方がない

急ぐあまりに
思い込みで 違うピースを
無理に押し込めてしまうことがある

そうなると大変

余計に時間はかかるし
やっと気がついて
そのピースを取り外そうとすると
周りにも そのピース自身にも
少し傷がつく


何だか 
人間関係にそっくりだと思いながら
本来 あるべき場所に戻す

100ピースでも
5000ピースでも
その1つが埋まる場所は一つだけ
まるでひとりの人の使命のように

いい加減な人事は 
自分も周りも傷つく

采配には細心の注意が必要で
思いやりとビジョンがなければ
完成は難しい

自分はどこに埋まるピースだろう

傷つきながらも
完成まで諦めないで探そう

タイムリミットまで

9/16/2009

胡蝶蘭

自分で電車に乗れる?
切符買ったことある?

まわりに
そんな心配をされていたくらい

花に例えるならば
胡蝶蘭のようだった友人が
この10年で白ゆりになった

自分の力でまっすぐに立つ
キセキのような自立

昔はよかった と
今の逆境 不況に
文句ばかり言いながら
自分で変わろうとしない人たちより
どれほど賢く美しいか

以前よりも 年をとり
決して楽な生活ではなくても
以前の彼女よりも
若く輝いて見えるのは何故だろう

見栄ではなく
心から人生を謳歌してるからだと
私は思った



私は
自分を例えるならば
ハカラメだろうか・・


毀誉褒貶の土にしっかり根を張って
お互い まっすぐ!


9/15/2009

シルバーウィーク

9月も半分 
来週はシルバーウィーク
いつの間に こんな言葉ができたんだろう
なんとなく まだなじめない・・


9月15日と言えば
昔の敬老の日

だからなのか つい
何か忘れ物をしたような気持ちになる

今は亡き九州の祖母は
別れ際
見えなくなるまで手を振る人だったから
私は何度も振り返って
手をふった

実家へ帰る度に繰り返された
この光景も

ある時、
「これが最後になるかもしれない」と
ふと心に過った

そういう予感は何故当たるのだろう


今でも実家から東京へ戻る時に
つい 振り返ってしまう

そうすれば
祖母に会えるような気がして

9/14/2009

ホレボレ


なんてきれいな緑の葉っぱ
立派なフォルムの蛹
美しい鈴虫の音色
芸術的な光の曲線
気取らない町並み
美味しく焼けたパン
清々しい風
気高いうさぎ
ふわふわの猫
長いまつげの美女
悩みぬく闘志の人

一日のなかで
いろいろな人に出会い
いろいろな場面に遭遇し
一瞬 一瞬を心に切り取る


日常に 
惚れ惚れすることがたくさん

ネットやテレビでも 
いいものは いいけど

やはり直接
空気を感じられるものがいい
手で触れられるものがいい


9/13/2009

もらいあくび

もらいあくびは
共感する行為だと言われるけれど

確かに 誰かがあくびをすると
つい つられて自分も出てしまう

これもミラーニューロンの働きなんだろうか
(鏡の働きをする神経細胞)

実話でも作り話でも
テレビや映画のせつないシーンを観て
涙が出てしまうのも

暴動が起きた時に  
ごく普通の人が暴徒化するのも

なるほど・・と思ってしまう

脳科学が進歩して
犯罪すらも脳の働きのせいに
できてしてしまう未来は危険だけど

みんな鏡を持って生まれてくるのなら
何を映せばみんな幸せになれるのか
共感の輪が広がるのか
そういう発明をしてほしいな・・


あ〜
だれもいないのに あくびが出る〜

9/12/2009

グインサーガ

高校生の頃に読み始めたけれど
きっかけは本ではなく
その本屋の店員さんだった

別に強く薦められたわけでもないけど
その店員さんに会いに行く為に
1冊ずつ買ったり
わざわざ予約なんかしたりしてた
高校生のピュアな私(笑)

でもその本屋さんは閉店し
店員さんにも会えなくなり
私は上京して
それっきりになっていた

今年5月
作者の栗本薫さんが他界され
作品は未完のままというニュースを聞き、
驚きと懐かしさと残念な気持ちが入り交じって
もう一度読んでみたい気もしたけど

いつのまに128巻!
さすがに長い・・・

諦めていたら
たまたまNHKでアニメになって
放送されてるのを知り
さっそくネットで動画検索して
1話から全部 見る 見る 見る

当時はカタカナの固有名詞が
人の名前なのか土地の名前なのか
わけがわからなくなってたけれど

アニメで見るとわかりやすい


あの店員さんは
もうすっかりおじさんだろうなぁ・・

9/11/2009

かいしんのいちげき

ドラクエ4をやっていたころ
私は音大生だったようなきがするけれど・・

小学生の男の子にピアノを教えつつ
ドラクエの裏技とかについても
あつく語りあってたのが懐かしい

最後のボス戦で
8回 にげる を選択すると
その後はずっと
かいしんのいちげき
出まくるというバグ

最初はわくわくして
何度もボスを倒して遊んだけど

逃げて勝つということが
どこか残念な気持ちになってしまい
そのうち飽きてしまった

普通に戦ったら
勝てるんだろうか?


結果よりも
プロセスを大事に思うようになったのは
年を重ねたからだろうか・・


確かめてみたい気はするけど
今 ゲームをやってる暇はなし!

9/10/2009

ピーコックブルー

いつもふらりと立ち寄るお店で
ブルーのチュニックを見つけた

直感的に あ、 好きだ!
と思ったら

「きれいなピーコックブルーで 
こういうデザインはめずらしいですよ」

と店員さんにお勧めされた

「ピーコックブルー?..」

その色の名前がとても気になって
家に帰ってパソコンで調べてみたら
いろいろ出て来た

Blue Peacock
Peacock Blue

画像もさまざまで
色もバラバラで幅がある
その名称は
曲名や店名  蝶や核爆弾の名前だったり..

これらの情報が正しいという確証は
何もないけど
絶対疑わなきゃいけない理由もない..



さて 衝動買いした
ピーコックブルーのチュニック

いつ どこで 着ようかな


9/09/2009

眠れぬ夜に

体は眠りたがっていて
代表してこめかみが
もう寝ようと言った

そこへ胃袋が反論
グルグルとやじも飛び交い始めた

もっと予算をよこせと
主張してる

マニフェストのラーメンは
魅力的だが
そのつけがどこに回ってくるか..
ちょっと考えれば 恐ろしい

頭はわかってるけれど
相変わらず胃袋に風がふいてるから
つい負けそうになる

議論は続き
結局、
折衷案のポタージュスープで
胃袋は黙った

こんなことでさえ 
体力は確実に消耗されて行く

のちに税金ならぬ贅肉が
アップして身にふりかかるのかと思うと

ますます眠れない





9/08/2009

実験好き

音楽をやっていなかったら
自分は何になったんだろう・・

ふと考えるときがある

虫も好き
星も好き
動物も好き
機械も好き
洋裁も好き
ゲームも好き
漫画も好き

何でも興味のあるものには
時間を忘れて没頭していたから

「やりなさい」よりも

「いいけげん やめなさい」

と言われて育ったように思う

でも 一番没頭したのはピアノを弾くこと
ただ ただ 弾いてるだけで
風邪も治るくらいのエネルギーが出た 

あり余るエネルギーを持て余して
砲丸投げもやってたけれど(笑)

大人になってからは
エネルギーを使う場所が大きく変わり
そのエネルギーは枯渇することも知った

私は自分自身で実験をしながら
自分リサイクルの方法を考え中

こんな私の発する
言葉や声や音にも
何らかの価値を見いだしてくださる方がいることは
本当に幸せなことだと思う

研究生のように実験を続けて
地球の未来を救うんだと思ってる私は
ただの実験好きです

9/07/2009

情熱

行ってみたい
やってみたい
手に入れたい
触ってみたい
観てみたい
会いたい

欲望は果てしないけれど
それが実現すると
満足は一瞬

一度幸せを感じても
ずっと持続するとは限らないのが幸せ

幸せになるとは
今いる場所で
自分の中にも他人の中にも
幸せをいっぱい見つけて
感じられる人になるということなんだと思う

と頭でわかっていても
心で感じなければ 
どんなに恵まれた環境にいても
心の中は 暗雲でいっぱいになる

生きている事それ自体が幸せと言える
幸福博士になるには
まだまだ勉強が必要だけど

何より 幸せになりたいという
情熱が必要なんだと
二十歳の情熱家に
教えられた

ほんの少しだけ先輩として
音楽を志す若者達の相談に乗る事が
多くなったけど

むしろ みんなの方が私に
点火してくれてる

煩悩の火をたくさん燃やして
明日もがんばるぞ!

9/06/2009

鈴虫

今年もまた鈴虫を頂いた

虫かごの中に30匹くらい
オスとメスが同じくらいいるけど
鳴くのはオスだけ

部屋の中で
あまり声が響くので
ベランダに出してみたけど
それでも近所迷惑になりそうなくらい
いい声で鳴くので
仕方なく戸棚の中にいれて夜を明かす


そのうち全く鳴かなくなるときが来る
それはオスがメスに食べられて全滅した時
残酷なようだけど
ちゃんと理にかなった虫の世界


パン作りようの霧吹きを
鈴虫にも シュシュッ とかけて
湿度を保って

おやすみ〜


9/05/2009

ビブラート

ビブラートvibrato)とは、演奏・歌唱において音を伸ばすとき、その音の見かけの音高を保ちながら、その音の特に高さを揺らすことである。バイブレーション(vibration)も似た言葉だが音楽においては、ビブラートには含まれないタイプの音の揺れや、感情の揺れ等を示すことが多い。
from Wikipedia 


私は 歌う時に
あまりビブラートを使わない

使わないようにしてるというか
使う気になれないというか
できないというか・・・


ビブラートは心が震えてできるんだよ


誰に聞いたのか忘れたけれど
この言葉が忘れられなくて
未だに 自分からわざと
”かける”ということが
できないでいる

そういう意味では未熟者だけど

正直者でいたいと思う
せめて 音楽に対しては


9/04/2009

さなぎ

自家製虫かごの中で
10匹の幼虫から
3匹が蛹になった

その姿は
クチナシの葉が枯れて
丸まって
根もとに転がってるのと
見分けがつかないくらい
そっくり

これも擬態の一つなんだろうか・・

蛹のまま越冬するものいれば
一ヶ月で羽化して出てくるものもいる

1シーズン数ヶ月の虫の一生

人間の目から見たら
短いように感じるけれど

地球から見れば人間の一生も一瞬
宇宙から見れば地球の一生も一瞬

クチナシは来年また花をさかせ
オオスカシバはまた卵を産みにやってくる
私は仙人になった気分でそれを見守る

その命は ずっと繰り返していく

上手に蛹になったものも
小さいまま力つきたものも
まだ途中の私も

みんなまわってる

枯れたり 亡くなったり
何時も別れはつらいけれど
また出会えるその時まで

自分は自分の花を咲かせ
蛹になろう

会いたい人に
また会えるように


9/03/2009

あのぉ・・

私はよく道ばたで人に道を聞かれる

よく自転車でうろうろしてるから
地元の人だと勘違いされるのかもしれないけれど
海外でもよく聞かれるから
よほど声をかけやすいのかもしれない

地下鉄の駅のホームで
サラリーマンにナンパされることもある(笑)

そんなに無防備なんだろうか・・
 
歌手と言えば
気軽に声をかけづらいオーラを
放っていそうだけれど

私にはない(笑)

でも 私はそんな自分が嫌いじゃない
気軽に声をかけてもらえる方が
私らしいし 嬉しい



小さな耳ふたつ立てて待ってます

虫のぼやきも
花のためいきも
あなたのひとりごとも
聞こえるように


あ、ナンパされても 
ついてはいきませんけど・・

9/02/2009

波瀾万丈

学生時代 
寮で同じ部屋だった先輩と同級生と4人で
当時から有名だった”大泉の母”を訪ねて
大泉学園の喫茶店に行ったことがある

もうずいぶん昔の事

その時に私が言われたことは

「あんた大変だね 覚悟しなさい
ここに来てる女の子たちの中で
ワースト3に入るね」
「波瀾万丈」
「苦労するよ」
「気も強いね」
「まあ でも大丈夫だ」
「がんばりなさい」

そんなようなことを言われた私は
落ち込むわけでも 
不安になるわけでもなく
笑い話にしながら先輩達と寮に帰った

「覚悟しなさい」という言葉だけ
そっと心にしまって

あれから 私はどうなっただろう
確かに大変なメにも遭ってきたけど
それが全部糧になってる実感がある

ふとテレビで見かけた
大泉の母は
あの時と変わってなくて

懐かしくなって
思い出した





9/01/2009

ながつき

今日から9月

結局 海にはいけず
水着を着ることもなく
麦茶とスイカの日々で
夏が終わりそう・・

ここのところ毎日パンを焼きながら
レシピを研究

塩と砂糖をいろいろ変えて
天然酵母との相性をさぐってみたけど
一番の要は水の温度だった
酵母菌がご機嫌に働いてくれる適温を見つけると
パンは元気に膨らんだ

時には失敗をしながら
それでも作り続けてると
見えてくるものがある

むしろ失敗の方が
いい経験値になってる実感がある

嬉しいことに
新居近くのコンビニで
私の大好きなワインを見つけた

これで24時間いつでも買える♪

秋の夜長は
パンとワイン
チーズとオリーブで