4/16/2015

唇にジャズ・ソング

仕事帰りにブルーノートに駆け込んで
84歳のヘレンメリルの歌に涙が流れたエイプリルフール

その日のブログをから
「ここにヘレンメリルのことが書かれてありますよ,,」と
一冊の本を頂きました。

「唇にジャズソング」
1998年に出版された大橋美加さんの本でした。
スタンダードジャズの名曲にまつわる背景や映画、ミュージカルなど
これを読めば映画が見たくなる!というようなステキな本です。

ヘレンメリルの代表曲と言われる
「You'd be so nice to come home to」については
お父様である大橋巨泉さんが当時「帰ってくれたら嬉しいわ」
邦題をつけたのは間違いで正しくは
「貴方の待つ家に帰っていけたら幸せ」なのだと、
若かった頃の誤訳を今は訂正して伝えているというエピソードや

この曲はウディ·アレンの87年の映画「ラジオ·デイズ」の中でも
とりあげられていて、公私ともにパートナーでもあった
ダイアン·キートンが歌っていることなども紹介されています。


他にも、Stardust、As time goes by 、Over the rainbowなどなど
名曲にまつわるエピソードがたくさん

私がジャズピアノを弾き始めて まだ間もない頃、
1度だけ大橋美加さんの歌の伴奏をさせて頂いたことがあったのですが、その時にされていた丁寧なMCが、まさにこの本の内容だったなぁ、、と当時を思い出しました。

あれからもう20年くらい経つけれど、まだまだ知らないこと
見ていない映画、勉強すべきことがたくさんある!と
あらためて思いました。

音楽は一生勉強だけれど
歌やピアノの練習をしてるだけが勉強じゃない
一番必要なのは,,やっぱりロマンス♥︎かなぁ(笑)
映画をいっぱい見たくなりました♪