識曲聴其真
「古詩19首より」
令徳高言を唱へば曲を識りて其の真を聴く
高徳な人が高尚な志を歌に託して唄うと、
心ある人は曲の良さを識別して、
そこに表されている真理を聴き取ることができる・・
高徳 高尚 真理に何が当てはまるのだろう
価値観が多様化した今の世の中で
見つけて行くことは本当に大変だと思う
たとえ今は稚拙で未熟であっても
心ある人はその可能性と成長を信じて聴いてくれる
そう勝手に解釈して
自分も心ある聴き手 歌い手になっていこうと
あらためて決意
この人は何の為に唄ってるのだろう
自分は何の為に唄うのだろう
最初から高徳な人はいない
高徳なふりをした人はいらない
芸術を学んでいたつもりが
いつから娯楽にすりかわったのか
でもその娯楽の中にこそ
人の世で音楽をやっていく意味があると
私は信じてる
形はともかく 心こそ大切なれ
ってことことで
私の文化の日〜 ♪