九州男と書いて
「くすお」と呼ぶなら
九州女は
「くすめ」だろうか
もうずいぶん昔に
くじ引きで東京行きを当てたように
はしゃいで上京
そして 東京の水は
九州女の肌も心も容赦なく荒らした
何度となく勤め先も変わった
倒産 閉店 解雇
「保証」など最初から何も無かった
それでも
この大都会で
よく生きて来れたなあ・・・と
つくづく思う
いろんな取材を受け
正直に話す自分の言葉にはっとする
へえ、私がんばってきたじゃない
いや、 でもまだ人生の半分も来ていない
100歳まで生きるつもりでいたら
まだまだひよこだね
九州女は強いのだ
逆境も お酒も
気も???