ある朝早く、1人の男が打ち寄せる波を見ながら海岸を歩いていると、数え切れないくらいのヒトデが砂浜に打ち上げられ日干しになって死にかけていることに気がついた。その異常な光景にしばし茫然としていると、ふと遠くの方で若い女が1つ1つのヒトデを拾い上げては海に向かって投げ返している姿が目に入る。男はその女のところまで近づいていき、こう声をかけた。「そんなことしたって時間の無駄じゃないか。こんなにたくさんのヒトデがあるのに、そんなことしたっていったい何の意味があるんだい?」すると、その女は足元にあったヒトデを1つ拾い上げると思い切り海に向かって投げ返し、「あのヒトデにとっては意味があったわ」と言ってさらに足元にある別のヒトデに手を伸ばした。 作者不明
このお話がもともとガンジーが孫に話した話だと聞き
人も女の人ではなくおじいさんだったり・・と
どれが定かな情報なのかわからないけれど
いろいろ伝わって
私の所にも流れ着いたヒトデ物語
ネットの海に帰すけれど
どちらかというと
私は投げ返してもらったヒトデの方だと思う