8/21/2009

岩盤に指をたてて

目黒のブルースアレイで
菊池ひみこダブルカルテットを観る

小柄な体 小さな手
でもそこから出てくる音は
太くて豊かで潔い

実は指にいくつもの怪我を抱え
オクターブで連打など
痛くてできない状態にもかかわらず.

そんなに重症だと
誰も気がつかないくらい
滑らかに
気持ちよく弾きまくる

たしかに 音楽の中にいる時は
痛みを感じるよりもむしろ
つい弾きたいフレーズへと
指が動いてしまうことは
よくわかるけど...

それにしても すごい

スクリーンに指がアップになる度に
私はのけぞった

そこまでがんばらずとも
要領よくまとめられる方法も熟知しつつ
絶対そんなことはしない できない

そんな人柄も含めて
尊敬する 私のピアノの師匠

さすがです

新たなアレンジも
チャレンジも
参りました!