１０１歳

昨夜、柴田トヨさんのお通夜に参列させて頂きました。

トヨさんの詩の中に何度も出てくる「倅」の「健一」さんは、
ありのままのことばで、
「おっかさん」を語ってご挨拶をなさいました。

生前、何度もお葬式のことを相談し合っては
「泣かないで楽しいお葬式に」とお話されていたそうですが、
健一さんは子供のように涙をいっぱい流しながら、
それでもユーモア溢れるトヨさんとのエピソードに、
思わず笑い声もあがり、会場は和やかな雰囲気になりました。

そして、やっとお会いできたトヨさんのお顔は、
やすらかに、本当に眠っていらっしゃるようでした。
私は涙があふれるのに、何故か口元はにっこりと
笑い顔になってしまい、泣き笑いの状態で、
トヨさんとしばし対話させて頂きました。





涙あり、そして笑いありのさわやかなお通夜に感動しながらの帰り道、
私とトヨさんを繋いでくださったシャンソン歌手の佐々木秀実さんと、
宇都宮で献杯をして同じ新幹線で戻ってきました。
秀実さん、ありがとう！

トヨさん、ゆっくりとやすらかに眠ってください
トヨさんの作品に携わらせて頂けて、私はとても幸せです。
本当におつかれさまでした。ありがとうございました。
きっとまたお会いできると信じています。地球でも　地球でなくても