9/24/2011

秋の虫の音を聞きながら

金沢〜東京間を
ノンストップで往復できるスタミナを持つ
コオロギ

そんなコオロギを
餌も繁殖相手も不自由のない環境で飼育していると
数年の間に1ミリも飛べなくなるのだとか、

飛んで餌やメスを探す必要がなくなると
飛ぶことをやめてしまう。。。

寿命3ヶ月で、世代交代する間に
飛ばなくても生きて行けるよ〜
という情報が
子孫に伝達されるのだろうか、、


合理的なようで
本当にそれでいいの?
と思ってしまう

人間も同じ
贅沢が当たり前になると
ありがたみを忘れ
大切な力を
失って行くような気がする

虫の音を聞きながら
ただ
感じる
この危機感を
持て余す
秋への過渡期の
涼しい夜


でも、、
飛べないコオロギも
さまざまな刺激を与えると
また飛べるようになっていくのだとか、、

柔軟というか、いい加減というか、、
生命の神秘