母親を介護しながら暮らす日々
目を離せないから
外出する事もままならず
ヘルパーさんがいる時や
訪問看護の時を狙って
急いで買い物にでかけたり
働きに出たり・・
そんな生活をされている方の
自宅にお邪魔した時のこと
ば〜
え〜 う〜
ぷっ ぶ〜
母はまるで大きな赤ちゃんのように
何かをしゃべりはじめる
娘にはその言葉がわかるのか
○○ちゃん かわいいね〜
大好きよ〜
と答え 母をあやす娘
昔そうやってあやしてもらった
その恩返しのように
今の自分の生活の中にはない光景だから
どれほど大変なのか・・想像すら難しいけれど
もう20年もたたないうちに
私にも現実になるだろうな・・そんなことを思いつつ
そのやりとりが本当に幸せそうに見えたから
あらためて
幸せって何だろう と考えた